三菱自動車 岡崎工場見学の巻
表題の工場見学で見聞きしたことを、忘れないうちに記録しておきます。
●受付
三菱のHPより、指定アドレスにメールして予約完了。
当日は、岡崎工場内来客用駐車場から程近く、PHEV worldというところで受付して、休憩所で時間を待ちます。また、このときにスマホのカメラを覆うシールをもらい撮影できなくします。(ちなみに、剥がすとシールに文字が、浮かび剥がしたことが一目で分かります)
休憩所は、芝生のようになっており、アウトランダーと新型のエクリプスクロス が展示してありました。(2台とも写真とってなくてすみません、、)
アウトランダーは、個人的には高級感のある内装で、ミラーも下の方までよく見えるな、と好印象でした。
エクリプスクロスは、運転席正面の透過ディスプレイ&ナビ画面を手元で操作するためのタッチパッドがとても現代的でいいと思いました!
●工場見学
さて、本題の工場見学へは、バスで向かいます。その前に、後々でてくる班分けのための札と無線受信機を渡されます。無線受信機は、溶接工程・組立工程見学のときにガイドさんの声が聞こえるようにするためのものです。
最初は全員で、岡崎工場&製造工程についてのショートビデオを見ます。そして、これ以降はAB2班に分かれ工場見学開始!
○塗装
水洗い (化成処理と呼ばれ防錆効果を施す。もちろん水ではない(^^) )
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下塗り (塗料の水槽内に車を浸し、電着塗装を行う。アームで車体を支持して、自在に動かせる。 アームの最大傾斜角は75°だが、今の所車種により35°~45°まで傾ける。この傾けたり揺らしたりする動作で、車体についた気泡を取り去る。)
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シーラー(溶接時の繋ぎ目の穴など浸水してほしくない箇所をシール材で埋める。
作業は、ロボ9割→人1割&チェック)
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中塗り (上塗りをキレイに見せるためのもの。
上塗り色により、white(白 黄なら) 、 gray 、darkgray(黒 紺) の3色)
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上塗りベース (これが色を決める。最近は水性のものを使用してエコフレンドリー)
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上塗りクリア(艶&対紫外線効果あり)
○組立工程
順番などは、三菱HPに載っているので省略します。ここでは、気づいたことを箇条書きします。
・部品を運ぶキャリアは自動運転
塗装工程を終えて、内装などの組立に入る車は邪魔なドアなどを一度とってしまいます。そして、この外したドアがちゃんともとの車に付くように、キャリアが最後の組立工程のときに運んできます。
見た感じ、工場内の床のラインをトレースして運転してるのかな?ちなみに、アイミーブのバッテリーで動くそうです
・エンジンは京都、岡崎で組立て輸出
岡崎工場は輸出が7割とのこと。そのため、左ハンが多かったです
○まとめ
書くことが多くて長くなってしまいましたが、案内の方も丁寧で、ミニカーまでもらえてとても満足な工場見学でした!
今度はトヨタ工場見学に行って、色々比べてみたいと思います。
●工場見学後 ~三菱オートギャラリー
工場見学解散後そのままオートギャラリー見学に誘導してもらいました。
三菱A型
キャビンは木製で漆塗りで、さらに一つの丸太から削り出しているとか?
今みたいにCADなどない時代に、設計するのはすごいですね!
以上。字ばかりでしたが、最後までありがとうございました